「洗う」「干す」「畳む」「アイロンがけ」までワンルームで完結!その部屋の秘密は?

皆さま、静岡県東部ですまいの相談をするならでおなじみの 静岡県の住宅相談カウンターすまいデザイン、北浦でございます。

最近の相談で良く耳にするのが『ランドリールーム』ってどうなんですか?というご質問です。

確かにここ最近の間取り検討時に良く出てくる言葉ですよね。

今すまいを検討されている20代から40代くらいの方が育った家の間取りの中には、 ほぼ無かったのではないでしょうか。

近年は共働き世帯の増加で、家事効率の追求が当たり前になってきました。

テレビ等でも『あこがれのランドリールーム』なんて紹介されていますね。

そこで今回はすまデザの考える『ランドリールーム』の概要と メリット、デメリットをお伝えしたいと思います。

皆さまのご参考にしていただき、理想の間取り作りにお役立てください。

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ランドリールームって何?

ランドリールームは、洗濯に関する家事をするための部屋です。

「洗う、干す、取り込む、アイロン、たたむ」この流れが一室ですべて賄えるようになっており、 洗濯家事の効率がアップすることが魅力です。

ランドリールームがない一戸建ての家では、『1階で洗濯⇒2階で干す』などの往復移動が発生して大変です。

これを解消するために、ランドリールームには必要に応じて以下のものを設置します。

  • 洗濯機
  • 乾燥機
  • アイロン台
  • 室内物干しユニット
  • 多目的洗面台(スロップシンク)
  • 収納棚

間取りのどこにランドリールームを配置するかを決める際は、 家事の動線を考えるうえで大変重要になる要素です。

洗濯だけでなく、いろいろな家事をイメージしながら間取りを考えるのも、 すまいをデザインする時の楽しみの1つと言えますね。

ランドリールームのメリット

  • 洗濯関連の家事が効率的になる
  • 雨の日でも干せる
  • 外干しで気になる花粉やPM2.5、近隣からプライバシーが守れる
  • コインランドリーに行かなくても良い

上記のように、ランドリールームがあると洗濯関連の家事が効率的に出来てラクになります。

移動時間の短縮や、かたずけもその場で出来ます。

雨降りや台風、強風でも気にせず洗濯でき、干せる。

助かりますよね。

冬は外に干す時の寒さがつらいですが、室内なのであったかい。

さらに、ランドリールームがあれば生活スペースに干さなくて済む。

これは大きいですね。

花粉や、PM2.5が気になる方の中には、1年中部屋干しの方もおられるでしょう。

下着などもご近所の目を気にせず干せるため、ストレスフリーな家事が期待できます。

雨が続くと地味に痛いのがコインランドリー費用です。

時間的にも、家計的にもなるべくなら使いたくないのではないでしょうか。

自宅にランドリールームがあれば、わざわざ車に乗って行き、 終わるまで待つなんていう手間も解消されます。

ランドリールームのデメリット

  • 建築予算の増加
  • 使用床面積増加
  • 家事動線が悪いと物置になる

ランドリールームをつくると内装工事、電気配線が増え建築予算が増加します。

限られた予算をランドリールームに振り分けるかは要検討ポイントですね。

ランドリールームは部屋並みの床面積を求められる場合があります。

その分リビングや収納などを削らないと設置できないケースも少なくありません。

洗濯⇒物干し場⇒たたむ場所の洗濯動線に加えて、他の家事や生活動線とのバランスも考えておく必要があります。

家事導線の悪いランドリールームは家族の物置になるケースも散見されます。

ランドリールームを作る際の3つのポイント

最後にランドリールームのポイントについて3つお伝えします。

  • 広さの目安
  • 家事動線のポイント
  • 湿気対策

まずはどのくらいの広さが良いのかの目安ですが、 たたみ3畳分から4畳分(1.5坪から2坪)くらいがおおまかな目安のようです。

もちろん広い収納や設置物の種類によって広さが変わることもありますが、 ランドリールームを検討する際にはぜひ参考にしてみてください。

続いて家事導線のポイントですが、キッチンから近いことや外干しに近いなど それぞれのご要望に合わせた設計をお願いすることをお忘れなく。

湿気対策も重要です。

長く使っているとニオイやカビの原因になりやすい場所なので、 風通しや換気設備を充実させておくのも大切なポイントです。

まとめ

ランドリールームのメリットデメリット、いかがでしたでしょうか。

ランドリールームは近年の共働き世帯の増加や リモートワークといった環境の変化に合わせて登場した まさに令和らしいすまいのデザイン方法ですね。

今後も私たち『すまいデザイン』は皆さまに有益な情報をお届けしていきます。

ご愛顧よろしくお願いいたします。